『狂気山脈 ~邪神の山嶺~』の改変シナリオです。
改変シナリオとか言っておきながら、だいぶ変わってます。
~~~
■イントロダクション
まるで葬列のようだ。
その登山隊を、誰かがそう評した。
南極に発見された新たなる世界最高峰は、二度にわたり、世界最高の登山家たちを飲み込んだ。
人々はかつてのように、山に対する畏れを取り戻しつつあった。
そう、誰が呼んだか狂気山脈。
かの大陸が暗い冬に閉ざされる極夜を目前として、これが最後のチャンスと、三たび無謀なる登山家たちが、邪神の山嶺へ挑むこととなった。
それぞれの胸の内に、逃れられぬ因縁を秘めながら。
~~~
●基本情報
プレイヤー人数:3人固定
想定プレイ時間:6時間程度
使用するサプリメント:基本ルールブックのみ
●シナリオ・コンセプト
本シナリオは、H.P.ラヴクラフトの原典に登場する「狂気山脈」を舞台としたシナリオ『狂気山脈 ~邪神の山嶺』の改変バージョンである。
シチュエーションは、改変前シナリオの探索者たちが参加する「第二次狂気山脈登山隊」が全滅し、その後に発足された第三次登山隊の物語となる。
改変前と同様、基本的には一本道であり、謎解き要素や自由度が比較的薄い特殊なシナリオとなっている。代わりに、自然という人智の及ばぬ脅威と戦い生き延びる力が、探索者には求められる。十分留意してキャラクター作成を行ってほしい。
改変前と比較すると、今作は以下のような特徴がある。参考までに。
①秘匿ハンドアウト
②どちらかというと、改変前のシナリオ情報を知っている人向け
③クトゥルフ要素増量(当社比)